口蓋裂の手術後、入院管理が必要な理由は二つあります。ひとつは呼吸の問題です。口蓋裂の手術は気道(息の通る道)を狭くするので、手術後呼吸状態を観察し、血液中の酸素濃度が下がらないようモニターする必要があります。 もうひとつは、食事の問題です。手術後はやわらかい物から食事をスタートします。これら二つの理由で、入院期間は1週間程度必要になります。